ブランド


ブランド
タイトル ブランド
サブタイトル 価値の創造
著者 石井 淳蔵
原題
ISBN 9784004306345
あらすじ 現代社会の富は「膨大な商品の集積」ではなく,「膨大なブランドの集積」として現れる.高級品から日用品まで,ブランドではない商品は見つけにくい.単なる商品名にすぎないブランドが,なぜ価値をもつのか.そして,究極のブランドとは何か.ブランドの誕生と成長のダイナミズムを解き明かす価値創造のマーケティング論.

 序 ブランドを支えるもの――消費者の欲望か制作者の思いか

第一章 ブランドが支える企業の成長
 1 グリコ「ポッキー」の成長
 2 日清食品のブランド・マネジメント

第二章 ブランドだけがブランドの現実を説明できる
 1 技術の軸と使用機能の軸
 2 製品指示型ブランド
 3 使用機能ネクサス(技術横断)型ブランド
 4 技術ネクサス(使用機能横断)型ブランド
 5 ブランドネクサス型ブランド
 6 「無印良品」は何を指示するのか

第三章 ブランドの創造的適応
 1 「イッセイ・ミヤケ」の反スタイル
 2 ニューコーク騒動
 3 ブランド価値とブランド・メディア

第四章 ブランドの価値論
 1 ブランド価値の分析
 2 ブランド・アイデンティティのダイナミクス
 3 みずから価値をつくりだすブランド

第五章 ブランドの命がけの跳躍
 1 ブランド・パワーの概念
 2 ブランド・マネジメント
 3 ブランドの「命がけの跳躍」
 4 ブランド経営者の命がけの跳躍

第六章 消費者とブランド価値
 1 ブランドのメッセージ効果
 2 争点(選択ルール)選択効果
 3 消費者の命がけの跳躍

 おわりに――メディアとメッセージの交錯

  参考文献

  あとがき
  人名・事項一覧/企業名・ブランド名一覧
出版日 1999年9月20日
出版元 岩波書店
シリーズ 岩波新書
メモ