飛水峡


2023年5月17日

飛水峡

先日、JR高山本線で飛水峡に行ってきました。
飛水峡は峡谷をきれいな深い青色をした飛騨川が流れ、美しい景色が見られるところでした。

この記事では、飛水峡がどのようなところだったのか紹介します。
最後にマップを載せてあります。

高山本線 岐阜駅→上麻生駅

スタート地点は岐阜駅です。

岐阜駅

岐阜駅は岐阜県岐阜市にある駅で、高山本線の起点駅です。高山本線のほかは、東海道本線が乗り入れています。

ここから高山本線に乗りますが、その車両は電車ではなく気動車です。高山本線は電化されていないため、ディーゼルエンジンで動く気動車が使われています。

ぼくは乗るまで知らなかったのですが、乗ったときにエンジンの振動で気づきました。改めて車両の写真を見ると、確かにパンタグラフがありません。

このときは美濃太田駅行きが停まっていたので、それに乗ってとりあえず美濃太田まで行ってみることにしました。

美濃太田駅

高山本線車両

美濃太田駅はまだ山の中という雰囲気ではなく、田舎の町という感じでした。美濃太田駅には高山本線以外にJRの太多線と長良川鉄道が乗り入れています。

少しすると下りの列車が来たので、乗車しました。

美濃太田駅から上麻生駅までは20分ほどです。たった20分のあいだに周りの風景がまったく違うものになり、山に囲まれた自然豊かな環境になります。ただ、家も多くあり、秘境という雰囲気ではありません。

上麻生駅

上麻生駅の出入口は北側にあります。そこから出て東側へ歩いていくことにしました。

麻生橋

上麻生駅しばらく歩いていくと右手に赤い橋が見えてきます。それが麻生橋です。そこからの眺めは良いのですが、橋の西側(下流側)は真横に電線が通っていて、少し邪魔でした。

麻生橋上流側

麻生橋下流側

次に、飛水峡ロックガーデンを目指すことにしました。 麻生橋から少し戻り、踏切をわたってから線路に沿った道を歩いていくと、10分ほどで着きます。

途中、線路と交差するところがあるのですが、そこから線路を見ると、架線がないので少し不思議な感じがします。

線路

飛水峡ロックガーデン

飛水峡ロックガーデンには展望台があり、そこからの眺めも良いですが、階段を下りると飛水峡の甌穴群を間近に見ることができるのでそちらもおすすめです。また、線路も見えるので、時間が合えば飛水峡の甌穴群と列車という写真を撮るのも良いのではないでしょうか。

飛水峡ロックガーデン飛水峡の甌穴群

こんな絵も良いと思います。絵にしたら良さそうな景色だったので、編集して作ってみました。

甌穴群と鉄道橋

飛水峡ロックガーデンには鳥居もあります。赤池辨財天の鳥居です。

飛水峡ロックガーデンの鳥居

看板によると、鳥居の真ん中に小さく見えている白い看板が赤池辨財天とのことです。

飛水峡ロックガーデンの鳥居看板拡大

約500mと書いてあったので行ってみることにしました。

赤池辨財天

飛水峡ロックガーデンから5分ほど歩くと、赤池辨財天の入口がありました。

赤池辨財天入口

イノシシ除けの門扉を通り、かなり急な階段を降りると、開けた場所に出ました。

赤池辨財天の下

社殿のようなものは見当たりませんが、場所はあっているはずです。そこで、少し探すと鳥居があることに気づきました。道がないように見える岩山の上に鳥居がいくつかあります。社殿はその上だろうと思い、登ってみることにしました。

階段らしき場所を登っていくと、社殿がありました。

赤池辨財天

なかなかハードな登りで、着いた時の達成感はありましたが、木々に邪魔されて景色はそんなに……という感じでした。

赤池辨財天からの景色

赤池辨財天の入口までもどり、また上流に向かって歩いていくことにしました。

勝橋

川と線路に沿って30分ほど歩いていくと、また赤い橋がありました。勝橋という橋です。縁起が良さそうな名前です。

勝橋と飛水峡

勝橋

勝橋から見た上流側の景色は川の水に動きがあって良かったです。

勝橋上流側

下流側は川の青色がきれいでした。

勝橋下流側

しばらく景色を眺めてから、帰りの列車の時間もあるので上麻生駅を目指すことにしました。

国道は車が結構走っていたので避けて、来た道をそのまま逆戻りです。

途中で走っている列車を眺めたりしながら、1時間ほどで上麻生駅に到着です。

高山本線 上麻生駅→美濃太田駅

上麻生駅

しばらく待っていると列車が来ました。ワンマンなので、乗車位置の扉から、ボタンを押して扉を開けて乗車します。

ボタンが光ると押せるようになるのですが、なかなか光りません。少し不安になりましたが、無事に乗車できました。

そこから、来る時と同じく20分ほどで美濃太田駅に着きました。

美濃太田駅

美濃太田駅で、次に来る列車を調べると、太多線が来るようです。

太多線は乗ったことがなかったので、乗ってみることにしました。

太多線 美濃太田駅→多治見駅

太多線は、美濃太田駅と多治見駅を結ぶ路線です。電化されていないため気動車で運行されています。 多治見駅には中央本線が乗り入れているため、中央本線経由で名古屋駅まで行くことができます。

美濃太田駅を出発し、電車では聞くことのないエンジン音を聞きながら30分ほどで終点・多治見駅に到着しました。

多治見駅

中央本線 多治見駅→名古屋駅

多治見駅からは中央本線で名古屋まで行くことにしました。

中央本線のホームに行くと、すでに電車がいました。 見慣れた存在ですが、久しぶりの電車です。

その電車に乗り、45分ほどで名古屋駅に到着しました。

名古屋駅

今回は、名古屋駅をゴール地点としたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

地図